最低の九重連山
2018年 08月 19日
今日は三ヶ月ぶりの登山に行ってきた。
このところ九重でいい噂をあまり聞かないのでちょっと避けてたのもあったけど、
やっぱり夏は涼しい山が快適。
ペースも一時間ちょっとで天狗ヶ城まで登った。
気がつくと、山頂から見下ろす景色は、
どこもかしこもヘッ電の明かりだらけ。
雑誌に取り上げられた影響が大きいようだ。
しかし、人が集まるとろくなことはない。
確か、坊ガツル以外はテント泊は禁止だったはずだが、
御池の先に2張のテントがあった。
天狗ヶ城の山頂も気がつけば大渋滞。
山頂の真ん中で喫煙する周りの迷惑を考えない者までいるので、
せっかくの山の空気は最低。
無法地帯と化していた。
数少ない九州の登山誌だったのでよく見てたが、
粗悪な雑誌に思えて仕方ない瞬間だった。
発行部数を伸ばす企画であったかもしれないが、
招いた結果は最悪だ。
気がつけば鳥の声もあまり聞こえないし、
このままでは虫の天下で来年はもう
ミヤマキリシマは食い荒らされて咲かないかもしれない。
古い考えの登山者は世代交代でいなくなった方がいいのだろうか?
花も自然も荒らされた、
夜の親不孝通りのようになるのを九重連山が望んだのか?
メディアの力は大きい。
記事の一つで山の環境が変わってしまった。
by kenphoto2525
| 2018-08-19 22:48
| 今日のできごと
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